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執筆者の写真キボタネ

[受付中]被害者の証言を読むプロジェクト 第3弾

キボタネ若者PJT2024

被害者の証言を読むプロジェクト 第3弾

参加者募集!!

 

 キボタネでは2024年1月から日本軍「慰安婦」被害者を記憶し、その思いと運動を継承するため、各国被害者の証言を読むプロジェクト(PJT)を開始しました。PJTでは証言を読むだけでなく、記録動画を見たり、当事者を知る人々からお話を聞くなどして、被害者の人となりや思いにまで想像力を至らせることをめざしています。そして記憶し、継承することの意味を共に考えたいと思っています。

 その第1弾として台湾の盧満妹さん、第2弾として中国の万愛花さんと楊秀蓮さんの証言を読むPJTを実施しました。そして11月からフィリピンのレメディアス・フェリアスさんの証言を取り上げます。今後も、第4弾、第5弾と各国被害者たちの証言を読んでいきます。

 

第3弾 フィリピン レメディアス・フェリアスさん

期間  2024年11月~2025年3月

参加要件 18歳~39歳

※基本的に全回参加できる方。事情がある場合には要連絡。

 

スケジュール  ※「対面」は常に「オンライン併用」になります。「対面」の場所は東京都内です。

 

2024

 

時間

内容

形式・講師等

1

11.30

13:30~16:30

オリエンテーション

日本軍「慰安婦」問題ベーシック講座~東南アジアを中心に

対面+オンライン

講師;林博史さん

2

12.15

13:30~16:30

レメディアス・フェリアスさんが登場する映画『カタロウガン』(83分)を見て、監督の竹見智恵子さんのお話を聞く。

対面+オンライン

講師;竹見智恵子さん

3

1.11

 

13:30~16:30

レメディアス・フェリアスさんの証言資料を読んでグループ別ディスカッション

対面+オンライン

4

1.25

13:00~16:00

三鷹集会での発言映像を見て、澤田公伸さんのお話を聞く

オンライン

講師;澤田公伸さん

5

2.15

19:00~21:00

ワークショップに関する事前打ち合わせ会議、一人称証言の確定

オンライン

 

7

3.8

14:00~16:30

レメディアス・フェリアスさんの証言を読むワークショップ

対面+オンライン

一般参加を募る

※最後は一般参加を募ってPJT参加者がファシリテーターとなる形で証言を読むワークショップ(WS)を開催します。このWSをもってPJT第3弾の終了とします。


参加申込み

締切;2024年11月29日(金)午後5時

お申込みはこちらから↓

 

講師紹介

林博史(はやし ひろふみ)さん

関東学院大学名誉教授。日本の戦争責任資料センター研究事務局長、『季刊戦争責任研究』編集担当(1993年~2018年)を務める。主な著作としては、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(花伝社、2015年)、『帝国主義国の軍隊と性―売春規制と軍用性的施設』(吉川弘文館、2021年)、西野瑠美子・林博史編『「慰安婦」・性暴力の実態Ⅱ 中国・東南アジア・太平洋編』(緑風出版、2000年)、 VAWW-NET Japan編『女性国際戦犯法廷の全記録[1][2]』(緑風書房、2002年)(責任編集者の一人)など。

 

竹見智恵子(たけみ ちえこ)さん

ジャーナリスト。1980年代後半、日本のODAがフィリピンで公害を引き起こしている実態を取材に、初めてレイテ島へ。取材する中で、過去500年間の欧米による植民地支配がもたらした重圧と闘う農民グループに出会い、日本の市民も共に闘うためのNGO「水牛家族」を牧師の友人とともに立ち上げる。1993年、フィリピンで「慰安婦」裁判が始まり、参加。通訳の澤田公伸さん、支援団体の「リラ・ピリピーナ」と共闘し、絵本『もうひとつのレイテ戦』(2001年)を世に出し、その10年後、ドキュメンタリー『カタロゥガン!ロラ たちに正義を!』を作った。

 

澤田公伸(さわだ まさのぶ)さん

フィリピンの邦字紙まにら新聞の嘱託記者兼デスクで、同社監修のオンラインタガログ語コースの講師も務める。レメディアス・フェリアスさんの書かれたタガログ語の絵日記を基にした本『もうひとつのレイテ戦・日本軍に捕らえられた少女の絵日記』(ブカンブコン)の日本語訳への翻訳を担当。また、東京で行われたレメディアスさんの証言集会での通訳も務める。 

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