私たちが「慰安婦」サバイバーたちから受け継いだもの
中学生の質問箱シリーズ最新刊
『「慰安婦」問題ってなんだろう? あなたと考えたい戦争で傷つけられた女性たちのこと』(https://www.heibonsha.co.jp/book/b596108.html)出版記念イベントです。
1991年に金学順(キムハクスン)さんがカミングアウトしたとき、サバイバーの女性たちが「私も同じ」と次々に名乗り出て、大きなうねりとなりました。#MeTooの原点ともいうようなことが起きていたのです。
そして彼女たちの勇気ある活動は、女性の人権や性暴力に対する世界の認識に影響を与えていきました。現在、性暴力被害者がようやく少しづつ声を上げられるようになってきましたが、その大きな礎となったのです。
著者の梁澄子さんは、30年にわたり、「慰安婦」サバイバーの女性たちに寄り添い、伴走してこれらました。
トークイベントでは、梁さんが一緒に活動された3人のサバイバーについて話していただき、キボタネで活動する田中麻子さん、熊野功英さんの若い世代のお二人にも発言していただきます。
開催日程
2022年2月26日(土) 14:00~16:00
参加費 一般 イベント参加のみ 1000円
一般 イベント参加+『「慰安婦」問題ってなんだろう?』購入 2500円
大学生以下 イベント参加のみ 無料
大学生以下 イベント参加+『「慰安婦」問題ってなんだろう?』購入 1600円
*書籍は一般の場合、書籍代1760円+イベント参加費1000円=2760円を2500円に割引、学生の場合、1760円を1600円で送料無料にてお送りします。
*後日配信あり
*申し込み締め切り2月25日(金)
お申し込みはコチラ↓
お話 梁澄子さん
被害者から運動家へ――宋神道さん、姜徳景さん、金福童さんが訴えたこと
ゲスト 田中麻子さん
フェミニズムのことをもっと知りたい!の興味だけで突き進んだ「慰安婦」問題
熊野功英さん
ただの韓国文化好きだったわたしと日本軍「慰安婦」問題
スピーカープロフィール
梁澄子さん
一般社団法人希望のたね基金代表理事。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表。
1990 年から「慰安婦」問題に関わる。92年から、裁判をはじめ宋神道さんが亡くなるまでの25 年にわたり寄りそった。編著に『オレの心は負けてない 在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい』(樹花舎)、訳書にイ・ギョンシン『咲ききれなかった花 ハルモニたちの終わらない美術の時間』(アジュマブックス)ほか。
田中麻子さん
フリーランスで映像制作の仕事をしながらキボタネの活動に参加している。第一回目の「キボタネ若者ツアー」(希望のたね基金主催)に参加した際に、こんなにも大きな問題が今でも解決していないことに驚き、それ以降、継続的にキボタネで活動をしている。活動を続けていく中で、どうやって仕事や生活と運動・活動を両立していくか模索中。
熊野功英さん
一橋大学社会学部4年生。朝鮮近現代史のゼミに所属。大学1年生のときに日本軍「慰安婦」問題について学ぶ「キボタネ若者ツアー」に参加したことがきっかけで日本軍「慰安婦」問題に関心を持ちはじめる。現在は、Fight for Justice(https://fightforjustice.info/) 学生メンバーとしても活動。共著に一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール編『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(大月書店)。
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